在職14年の間には、北は帯広から南は宮古島まで、また海外では、ハワイホノルル空港（現：ダニエル・K・イノウエ空港）で、現地の新入社員の教官としても勤務しておりました。グランドスタッフの仕事は、華やかに見られがちですが、実は体力勝負です。飛行機を定刻で安全に出発させることが、最大の使命ですので、空港中を走り回ります。また、シフト勤務ですので、早番は、朝５時から、遅番は、飛行機の遅れなどで深夜におよぶこともあります。ときには、エンジントラブルで欠航になったりすることもあり、業務の臨機応変な対応を求められます。
実にさまざまなお客さまがいらっしゃり、まさしく、空港は一期一会の場所であります。そのような中、お客さまからの感謝状をいただき、JAL社長賞を受賞することができたのは、接客のプロフェッショナルとして、大きな自信となりました。